のづ記

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【ゲームの話】TGS2019で戦国無双5のPVを見た気がする

こんにちは、のづです。

皆さんは先日のTGS2019に行きましたか?あるいはYouTubeニコニコ動画などで配信を見た、という方も多いかもしれませんね。さて、今回はそんなTGSに関するような感じの話です。
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最終日の9/15。コーエーのステージプログラムがすべて終了した。時計を見ると予定より20分ほど早い。実機プレイの時間設定が甘くて結構ズレたかな?と思った。拍手でゲストやスタッフの退場を見送るが、鯉沼社長だけ残っている。司会のお姉さんが腕時計を見て「あれ!?社長どうしましょう、まだ時間があるようですね」とわざとらしく言うと、ちょっと照れくさそうに「では、あと少しだけ…ね。やっちゃいましょうか」と返す。
司会「実は皆さん!本日、コーエーテクモゲームスはもう一つお見せするものがあります!まずはこちらをご覧ください」
ステージ暗転。


【映像内容】
光秀「これで…戦は全く新しきものとなりましょう…」
暗かった画面に炎と光秀の声(この時点で大歓声)。
炎が払われると光秀が屋外で火縄銃を信長に献上する場面。信長は黒の鎧に紫の縅と赤いビロードのマント。光秀は今までより若干年齢アップし、陣羽織が紫と白のグラデーション。火縄銃を構える信長の口元だけ少し笑う。
信長「うぬは何を思い…誰を撃つや……」
正面(カメラ)に向かって信長が引き金を引く。銃口の光で画面が包まれてタイトルロゴ(拍手と歓声)。
ナレ「大人気戦国アクション、待望の最新作!総勢70名を超える武将が織りなす究極の戦国絵巻!」

ここから新武将の出るイベント→無双奥義が5人分(新キャラ映るたびに歓声が波のように上がって面白かった)。
1.山県昌景…声は小松史法。たれ目で若干皮肉屋っぽい顔の中年。くせ毛の髷結。少し前のRHYMESTERMummy-Dっぽい。赤備えのスマートな甲冑。信玄(兜の毛色は白。角が4忠勝みたいに後ろに流れた造形)と馬を並べて「オヤジの王道に、俺は欠かせんでしょうよ」とフランクに話しかけている。武器は指揮棒のような棒状のもの。無双奥義は騎馬隊を呼んで前方に突撃させる。

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関係ないけど、Mummy-Dにはいつか大河ドラマに出てほしい。
2 .細川忠興…声は内田雄馬。基本的にイケメンだがかなり色白で神経質そう。白い鎧と青+紫の陣羽織。ガラシャ(忠興に寄せた青系。ウェーブのかかったボブ)に、お前はもう汚いものなど見なくていいと手と掴んで告げる場面。プレイ画面では兜あり。武器は正統派の日本刀。無双奥義は前方に連続突き→薙ぎ払い。
3.後藤又兵衛…声は三上哲。100万人版に似た浪人風のオールバックの無精髭。片膝立てて座りながら囲炉裏の向かいに座る誰か(恐らく幸村)に盃を渡している場面。武器は薙刀のようにも見える槍。無双奥義は槍を振り回してから上に払うオーソドックスな動き。
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4.吉川元春…声は福山潤(ここも歓声凄かった)。かなり髪色の明るいイケメン(恐らく毛利家的に銀英伝オリビエ{リメイク版}がモデル)で革ジャンみたいなタイトな陣羽織。隆景から兄様(あにさま)と呼ばれている。武器は手甲。チャージ攻撃で仕込んだ火薬が爆発する。奥義は掴んだ敵一人に全力パンチする敵将戦向けのもの。f:id:notturia:20190919222805j:plain

5.愛姫…声は伊藤静。クール系。政宗と似た濃い茶髪のポニーテール。黒地に緑が入ったコートとマフラー。政宗(前留めの緑マント。鎧は3寄りのデザイン)に対して「ここからは女の戦、心配は無用」と伝えて踵を返す場面。武器は二丁拳銃。奥義はガンカタ的な動きで全方位に連射。

色々なシーンが短めに切り替わる。
・三成と左近と吉継(おそらく関ヶ原。三成は狐面が刺さった黒モフモフに金と小豆色の陣羽織、左近は肩に鬼の意匠が入った鎧、吉継は白頭巾に割と正統派な鎧)
・押し寄せる豊臣軍を見つめる島津家(義弘兜あり、豊久は鉢金。二人ともほぼ半裸)。(三成映ったときの歓声すごくて聞き取れず)
・屋敷の庭を眺めながら話す毛利親子(元就は烏帽子に当世具足、隆景は後ろで一つ結び4に似た緩めの服) 元就「矢というのは力で折るんじゃないんだ」
・本丸から包囲する敵を眺める真田親子(昌幸は壮年期。真田丸のにかなり似てるが着物しっかり着てたりしてデザイン変わってる。幸村は白、信之は黒の着流し)昌幸が「(前半聞き取れず)見せつけてやろうか」と笑う。
ナレ「かつてないボリューム感、圧倒的な戦国がここに!」
タイトルロゴ。
最後に場面切り替わって幸村が茶々と思われる人物の前で片膝をついて「お待たせいたしました…」って言うシーンが入って終わり。シルエットなので壮年期かはわからないけど、幸村の演技はかなり壮年期寄り。


【鯉沼社長による説明】
要旨は次の通り。
●4から5年経つ。かなり待たせているという意識はあったが、ここまで来たらとことん作り込んでやろうとなってしまった。
●1で混沌とした乱世を意識した墨絵、2で豪華絢爛な金、3で関ヶ原を中心にした新世代らしい明るい色、4は10周年ということで集大成だった。5は戦国らしさを社内でかなり長く検討しテーマは「超正統派戦国アクション」コーエーだから作れる大河ドラマを目指した。仁王のヒットもあり、今までよりハードな物語になる。
●4と同じく地域ごとの章→小田原、関ヶ原大坂の陣と続く構成だが、何本か並んだ年表(それぞれが〇〇の章)を埋めていくっぽい。
●戦闘は三人一組。ようやく各地域3人以上出せたのと、今まで以上に広大なステージになっているので、適切にPCを動かして軍を指揮する楽しさも感じてほしいとのこと。全キャラ新デザインで登場すると明言。デザイン面では各地の博物館に取材させていただいたらしく、デザインを自治体の方と一緒に考えた武将もいる。
●神速攻撃は忍者のスキルになった代わりに、武将は騎兵突撃(アルスラーン戦記無双のマルダーンラッシュを逆輸入した感じ)など操作感の差別化を図っている。武将によって騎兵だったり鉄砲隊だったり違うらしい。
開発状況は60%くらい。TGS終了後、公式HPを設け順次情報を出していくので、続報を待っていてほしいとのこと。2020年春頃発売予定
●「光秀が冒頭に出ていた意味を、これはまぁ、ね」と。大河コラボはありそう。











で、その後帰りに日高屋に寄って、中華そばと3個餃子を頼んだんだ。待ってる間にスマホからTwitterを見てね、なんかゾワゾワッとするんだ。なんだかおかしい。それまであった暖かさが急に冷めたような、嫌な感じだ。嫌だなぁ、怖いなぁ…!とね。
中華そばが来て、気づいた。思わず周りの目も気にせずハァウッ!って声をあげてしまった。







私ね、そもそもTGSに行ってすらなかったんですよ…




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法に触れるクスリはやってない。