のづ記

Twitterは@shin_notturiaです。本とかゲームとか怖い話とか。

ふわふわのくまの本を読む新生活

皆さんこんにちは、のづです。

 

進級、卒業、進学、入社、異動……毎年のことですが、ライフステージを問わず年度末から年度始めというのは多かれ少なかれ環境が変わるのが常で、どうにも実態以上に忙しく思えてしまいますね。

自然と気持ちもささくれ立ったり、気を張ってしまいがちな方も多いのではないでしょうか?。

 

せっかくの新年度、願わくば心穏やかに、気持ちの良い緊張感のなかで生きていきたいものです。

 

 

さて、今回はそんなストレスを溜め込みがちなこの時期にこそ読んでほしい『ふわふわのくま』シリーズを一挙に全巻紹介しようという記事です。

なお、「ふわふわのくま」という存在そのものについては、弊ブログの過去記事をご参照ください。

notturia.hatenablog.com

 

それでは早速いってみましょう!

なお、激推していますが、のづには1円もはいりません。ステマでも案件でもないのでご安心ください。

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【真・ゲームの話】俺たちの戦国無双6

皆さんこんにちは、のづです。

さて、早速ですが皆さんは「戦国無双」というゲームは御存知ですか?

歴史ゲームの老舗、コーエーテクモゲームスが発売する一騎当千の爽快感が売りのタクティカルアクションゲームです。いわゆる「無双系」と呼ばれるアクションゲームの本家本元ですね。

さて、弊ブログでは数年に渡り、理想の「戦国無双5」を提唱し続けることをしてきたわけです。

 

notturia.hatenablog.com

 

めでたく2021年6月に実際に戦国無双5(以下”5”)が発売されました。製品に対するレビューは過去記事を参照ください。

 

notturia.hatenablog.com

 

 

実際に5が出た以上、「出てほしい5」は妄想しようもない…事実、私もこの数年間は戦国無双に関する記事を書かずにいました。

しかし、先日唐突に気付いたわけですね。

戦国無双6の妄想は今のうちならタダ



 

というわけで…

 

 

エイプリルフールに限界記事こと「俺の戦国無双」まさかの一夜限りの復活!!いくぞ!!!

 

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【祝】20万アクセス!!なのだが…

皆さんこんにちは、のづです。

さて今回は表題にある通り、弊ブログが20万アクセスを突破しましたことを報告いたします。

虚言と妄想を軸に、無責任な言論を書き散らす有り様の弊ブログですが、御愛顧いただきひたすら感謝です。

 

大きめのブログやらYouTubeチャンネルなどであれば、プレゼント企画など皆様に還元することもあるでしょう。芸能人やスポーツ選手などであれば、サプライズ的に結婚報告、なんていうのもコンテンツとして力があるでしょうね。

しかし、あいにく私は大学を出て以来、正規雇用で食いつなぐしがない三十路の独身男性ですので、誰彼構わずプレゼントする経済的余力も、私物を渡してありがたがられるネームバリューなどもないんですな。*1むしろ来月には誕生日を迎えますから、皆様からのご厚意、ドシドシ御応募ください。

 

さて、近いうちに文房具の記事第2弾、それも止しときゃいいのによりにもよって権威ある万年筆を記事にしようなどと考えているものですから、他所様のことを気にかける精神的な余裕もないわけです。*2

過去記事を紹介してお茶を濁す作戦も考えたのですが、そこまで記事が多いというわけでもないのと、弊ブログのメインコンテンツ?であった「ぼくが考えた最強の戦国無双5」*3も、現実に戦国無双5が発売されたことで一気に下火となりました。

万策尽きるとはまさにこのこと。

 

今後とも変わらず、好きなものをジャンル問わず紹介したり、勢いのままに記事を書いていきたいなと思っております。

改めて、日々弊ブログを御愛読いただきまことにありがとうございます。今後も「のづ記」をよろしくお願い申し上げます。

*1:料理には多少腕に覚えがありますので、トーク力のないバシャウマと思っていただいて差し支えないありません。

*2:おまけに来年度頭からの異動が先日告げられた。助けてくれ。

*3:アクセス数的には「ふわふわのくま」紹介記事が上位を占めている。

中華風ブーム来るか?『双影双書』が面白いという話

皆さんこんにちは、のづです。

先日、『薬屋のひとりごと』が予想以上に見やすくて面白いという話はしました。

 

notturia.hatenablog.com

 

今日は、そんな『薬屋のひとりごと』と近接したジャンルで、今後さらに面白くなりそうな作品と出会ったので、その紹介記事です。

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新しいものに疲れてきたオタクも安心して見られる「薬屋のひとりごと」がとても良い。という話。

皆さんこんにちは、のづです。

いきなりですけど僕は4月に33歳となるオタクでして、いわゆるオタクが諸作品で得ている日常でほまず使うことも披露することもない知識というのも人並みにあると自負しております。*1

 

歳を取ると新しいものへの抵抗感が強くなり、慣れ親しんだものを繰り返し愛でるというのはよく聞く話ですね。私自身、日劇場で「機動戦士ガンダムSEED FREEDOM」*2を見て以来、SpotifyT.M.RevolutionSee-Saw中島美嘉を行ったり来たりしています。そんな私が最近見られているのがタイトルにも出しました「薬屋のひとりごと」なわけです。

*1:自慢にはならない

*2:コレも同世代キラーな作品でしたよ。もはや実家の味

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試写会で「ボーはおそれている」を見てきて、きがへんになったよ

皆さんこんにちは、のづです。

今回は、幸運なことに当選致しました映画試写会の感想を書いていこうと思います。

ということで当選したのはこちら

 

『ボーはおそれている』

 

(以下、映画.comの当該ページより引用)

「ミッドサマー」「ヘレディタリー 継承」


の鬼才アリ・アスター監督と「ジョーカー」「ナポレオン」の名優ホアキン・フェニックスがタッグを組み、怪死した母のもとへ帰省しようとした男が奇想天外な旅に巻き込まれていく姿を描いたスリラー。


日常のささいなことでも不安になってしまう怖がりの男ボーは、つい先ほどまで電話で会話していた母が突然、怪死したことを知る。母のもとへ駆けつけようとアパートの玄関を出ると、そこはもう“いつもの日常”ではなかった。その後も奇妙で予想外な出来事が次々と起こり、現実なのか妄想なのかも分からないまま、ボーの里帰りはいつしか壮大な旅へと変貌していく。

共演は「プロデューサーズ」のネイサン・レイン、「ブリッジ・オブ・スパイ」のエイミー・ライアン、「コロンバス」のパーカー・ポージー、「ドライビング・MISS・デイジー」のパティ・ルポーン

 

アリ・アスター監督作品といえば、ホラー作品慣れしていないにも関わらずレイトショーで『ヘレディタリー/継承』を見てしまい、半泣きになりながら街灯のない農道を歩いて帰ったのがいい思い出です。

「幽霊の正体見たり柳の木」という言葉は、怖がっているだけであって、幽霊の正体など柳の枝垂れなどその実大したものではないのだ…というものですが、逆を言えば怖いと思っていればなんてことないものでも幽霊に見えるものなのです。真っ暗な田んぼから響くカエルの大音声は不気味なBGMに、電柱に立てかけられた看板はうなだれたまま立ちすくむ人に見えるわけですな。多分若干漏らしていたと思います。

 

閑話休題

そんな人を不安にさせることにかけては早くも当代きっての腕前と言えるアリ・アスター監督の最新作。私の感想やオススメの触れ方を箇条書きで挙げると……

 

 

と思っていたのですが、なんかもう見終わったあとの印象は

「気弱な中年男性が見た、秩序があるようでない奇っ怪な夢」

を3時間にわたって見させられるかのような体験でしたものですから、言語化しづらいんですよね。もうこの時点で試写会の感想としては駄目なんでしょうけどそれ以上の表現が見当たらず…

もちろん色々な読み解きや、一本通してから納得がいく(いったかな…いってないかも)な描写が多々あったりはするのですが、そういう考察とか意味づけみたいなものは見終えてしばらくしてからでいいと思うんですよね。

幸いにして今回の試写会はTBSラジオ「アフター6ジャンクション2」とのコラボ企画であり、映画評でも知られるRHYMESTER宇多丸さんと、ポスターアートデザインも手がけた大島依堤亜さんのネタバレ全開トーク*1も収録されておりました。こちらはポッドキャストでの配信も決まっているので、映画史的な位置づけ等々はそちらで補っていただくほうが質も知識量も間違いないでしょう。

それよりもまずこの「ボーはおそれている」は、タワシで脳をガシャガシャと洗われるような疲れ方を味わって狐につままれる体験ができる稀有な作品ですので、この持ち味を存分に堪能するのがよろしいかと思われます。

 

そんな怪作「ボーはおそれている」は2月16日から全国公開!!みんな劇場で異常なペースで不運に見舞われるホアキン・フェニックスを見て、なんかよく分からなくなろう*2!!!

 

この消化できないものを俺だけで抱えたくない!!!!!お前らも沈め!!!!!!

*1:宇垣美里さんの登壇も予定されていましたが、体調不良により急遽欠席。大変残念でしたが、発熱とのことですのでやむなしですね。とにかく快復を祈っています。

*2:アリ・アスター監督はジャンプカットを好んで使う印象がありますが、今回は実家までの旅で、そもそも実家がどの程度遠いところにあるのかも掴みづらく時間軸だけでなく物理的な距離感覚も乱されるので本当にわけが分からなくなる。

【本の話】『ふわふわのくま/ニューヨーク』【ブルックリン旋風】

皆さんこんにちは、のづです。

今回は久々に原田みどり先生が生み出したキャラクター「ふわふわのくま」シリーズの新刊。

『ふわふわのくま ニューヨーク』をご紹介します。

 

ふわふわのくまそのものについては、過去記事をご覧ください。

notturia.hatenablog.com

 

上の過去記事でも触れていますが、言葉がない絵本というのが大きな特徴の本シリーズ。私はこれを「言語のバリアフリー化」と表現しています。出自などを極限までうすめ、物語の世界にストレスフリーに没入できると考えております。

さてそんなシリーズ最新作はどのようなものなのでしょうか。

 

新刊表紙。今回はこの緑色の帽子のくまが実質的主人公。

 

 

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