のづ記

Twitterは@shin_notturiaです。本とかゲームとか怖い話とか。

【ゲームの話】嘘の戦国無双5の新武将まとめ

皆さんこんにちは、のづです。
突然ですが皆さんは想像力を働かせていますか?
自分の願望を言語化したり、実現に向けて何かしら形にする事は、精神衛生的にも良いんだそうです。思えば小学校の頃からやたら書かされた夏休みの目標とやらは、形式主義なだけでもないようです。


というわけで今回は、「俺の考える戦国無双5の新武将」総集編です。



後藤又兵衛】ー反駁する闘士ー(cv.三上哲)
出奔後の牢人時代をベースにしつつ、篭手などには黒田家を代表するような勇将らしい豪壮な装飾も意識してデザインしました。一見粗暴ながら確たる戦略眼を持つ又兵衛は、物腰柔らかながら誰よりも熱い闘志を秘めた幸村と対となっています。
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全身を使うアクロバティックなアクションも又兵衛の売りです!是非今までにないアクションをお楽しみください!




細川忠興】ー激情を抱く俊英ー
(cv.内田雄馬)
名門の貴公子然とした爽やかさを押し出しつつ、忠興の持つ潔癖さ、激情という相反する要素を表現することに苦労した一人です(笑)。
アクションでも流麗な通常攻撃と、荒々しくなるチャージ攻撃にこだわりを感じてもらえると嬉しいですね。
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史実でも着用していたという山鳥の羽根を立てた兜はモデリング班泣かせでした(笑)




山県昌景】ー王道を拓く刃ー(cv.小松史法)
昌景はプレイアブル化が決定した時から「頼れる先輩」という像が開発チームの中で共有されてきた新武将です。信玄譲りの茶目っ気と、真田と井伊の両家に引き継がれる赤備えの祖としての貫禄を小松さんが見事に演じてくださいました!
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信玄との軽妙なかけ合いも是非楽しんでください!




最上義光】ー豪放なる驍将ー(cv.小山力也)
史実の記録や逸話から、今回の新武将でも抜群に大柄な義光。体格に見合うような太い鎖を配した力強い甲冑姿にしつつ、様々な形で政宗に影響を与える威厳や品格も漂わせるようデザインしました。
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豪快なアクションが持ち味の義光です。敵を集めて一網打尽にする楽しさを味わってください!





吉川元春】ー奔る毛利の鉾ー(cv.福山潤)
4で登場した小早川隆景と対を成す、「毛利の鉾」というのが元春の基本コンセプトです。竹を割ったような性格を反映させたようなアクションも、実際の格闘技を参考に格好良く仕上げてもらいました。デザイン面では近接戦に合わせた軽装が、毛利家の中でも目を引きますが、くせっ毛や垂れ目なところに毛利家の人間であることを表現しました。
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本多正信】ー神算鬼謀の狩人ー(cv.三木眞一郎)
徳川家のウェットワークを担う正信。人畜無害な外見は好々爺といった風貌です。襟元の装飾などは控えめながら品よくまとまっています。
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【まつ】ー絢爛たる香栄草ー(cv.坂本真綾)
コンセプトは「粋な華ある江戸っ子」。傾奇者時代の頃から利家を支えただけあって、瀟洒な着崩しと力強い目力が特徴です。利家だけでなく慶次も惚れ込む女傑という面、戦国時代を最後まで見届けた達観した相反する両面をもつ難しい役柄でしたが、坂本真綾さんが見事に命を吹き込んでくださいました!
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【愛姫】ー氷華の才媛ー(cv.伊藤静)
伊達家の忍び衆、黒脛巾組を指揮して片倉小十郎とともに政宗を支えるキングスメーカーでありながら、政宗との夫婦仲は未熟で相互に成長する途中にあるのが愛姫です。伊達家のイメージカラーである緑と、黒脛巾組を意識した黒を織り交ぜた着物にも、育ちの良さを感じさせる壮麗な刺繍があしらわれています。
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いかがでしたでしょうか?
今回は現実にないゲームの、いない新キャラクターについて紹介しました!!

助けてくれ!!!!!!!!!!!!!!!






※本記事作成にあたり、『仁王2.』(コーエーテクモゲームス)を使用しております。

仁王2 Complete Edition

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  • 発売日: 2021/02/04
  • メディア: Video Game


仁王2 Remastered Complete Edition

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【禍話リライトシリーズ】楽しいこっくりさん

※怖い話を文章化したものです。苦手な方は御注意ください。

 

 

 コックリさんに関する記憶は、そのどれもが明瞭でない。なにせ10年以上昔の話であるし、のめり込んでいた当時ですらどうしたわけか「楽しすぎて」何を話したか覚えていないのだ。

 
 父の仕事の都合で、小さい頃からA子は転校を繰り返していた。これは確か小学校高学年の話であったと思う。もう何校目か分からぬ転学先のクラスでは、女子の間でコックリさんブームが起こっていた。時代錯誤な、と小学生ながらに感じたのを覚えている。中心となって行っていた女の子(ここではK美と呼ぶ)に声をかけられた時も、自分が外様という意識もあって小馬鹿にした返事を返した。ただしこのK美は女子グループの中心なだけあって妙に押しが強い。小学生の語彙で言えばしつこい子なのだ。
「でもウチでやってるのは本格的なやつだから!」
 K美の粘り強さに根負けしたところもあるが、それ以上に言い回しが妙に引っかかり、少しだけ話を聞いてみようかと思った。子供というのは聡いもので、心のガードに少しでも隙間ができるのを見逃さないものである。K美はすかさず嬉々として語り始めた。曰く、学校の裏手にある焼却炉の奥に雑木林があるのだが、そこを抜けた先に、お稲荷様を祀った祠があるのだという。そこで手を合わせてから教室に戻って儀式を行うというのが、この学校、というよりK美たちのグループのローカルルールだというのだ。
 なるほど確かに「本格的」だとA子も素直に感心した。それならば試してみようか…とまで積極的ではないものの、新参者が集団になじむためには一度くらい参加するのは必要かもしれぬという打算も込めて、その日の放課後にK美たちについていくことにした。
 焼却炉を越え、鬱蒼とした林にできた獣道を行くと、確かに祠はあった。今にして思えば、狐の石像などもなかったので、名も無き土着の神か、もっとタチの悪い何かを祀っていたのではないかと思う。しかし当時は疑うことなく手を合わせて教室に戻った。
 そこから先はほとんど覚えていない。ネガティブなものではない。楽しすぎて、何を話したのか覚えていないのだ。返事一つに抱腹絶倒する酔っぱらいのように、とにかく陽気に笑って儀式は終わった。そこからのめり込むようにコックリさんを行ったのは言うまでもない。しかし何を聞いたのかは一つとして覚えていないのだ。行うたびに抱腹絶倒し、とにかく頭に残るのはひたすらに楽しかったという印象だけである。
 父の仕事の都合で、その学校も一年未満で去ることとなった。K美を含めた友人とも涙ながらの別れであったが、それも何度も繰り返してきた、そしてその後も何度か経験する転居による別れの一つでしかなく、A子は時間と共に忘れ去っていた。
 
 
 そして今、A子は大学生である。
 父が管理職に昇進したことで転居もなくなり、いまの家に越して久しい。小規模ながら憧れていた近所づきあいというものも初めて経験できたし、恋人も得て平凡ながらに幸福な日々を送っていた。
 そんなとき、ある夢を見た。夢の中でA子は、小学生に戻り、教室の一角に居た。K美達と過ごした、あの教室。毎日狂ったようにコックリさんにのめり込んだ教室だ。その夢の中の教室で、A子はK美達と共にやはりコックリさんに興じていた。
「あ!来た!」
「動いたよ!!」
「『う・ご・け…な・い』!蒲田さんちのS江ちゃんは、もう立てないって!」
「本当だねぇ!あんなに元気で若いのにかわいそうにねぇ!!」
 あまりに不吉なことを占いながら、自分達は嬉々としていた。「S江ちゃん」の身に降りかかる不幸を、10年前と同じように皆で腹を抱えて笑っている。
 そのうち、夢の中の自分の笑い声でA子は目を覚ました。真夜中である。ひどい寝汗だった。なぜ今になってあのころの夢を見たのかも、思い当たる節がない。当時の記憶もほとんどないので、実際に小学生の頃にあんな不吉なことで大笑いしていたのかも分からない。しかしそれ以上に、A子の気分を悪くしたのが、近所に住む「蒲田さん」の家に「S江」という歳の近い女の子がいることだった。
 それからA子は数日間熱を出し、床に臥せっていた。熱を出してから3日目の晩、A子がトイレに向かうと、自宅のドアを叩く者があった。こんな時間に、と思って出てみると「蒲田さん」であった。S江の母だ。
「蒲田さん…?こんな時間にどうしましたか?」
「あんたねぇ!」
ドアを開けたその隙間から、S江の母はA子の腕を満身の力で掴んだ。
「罪の意識がないなら何でもしてもいいと思って!罪の意識がないなら何でも!!」
 怒りを抑えようともしない震えた声でドアの隙間からにらみつけてくる姿は、A子の知る「蒲田さん」の表情ではない。思わず力任せに腕を振り払って、ドアを体当たりするように閉めた。慌てて鍵をかけ、今起こったことが現実なのかすら疑わしいが、腕にはくっきりと食い込んだ爪跡が残り、なによりドア越しに蒲田さんはぶつぶつと恨み言のような言葉を今も吐き続けている。
 
 それからしばらくして、蒲田家は引っ越していった。S江が経てなくなるだとか、大病を患うといったことはなかった。ただ、引っ越し先もさほど遠くない地区なので、いよいよ理由が分からない。A子は、自分の夢となにか関連する良くないことがあったのではないかと思わずにはいられなかった。そう思うと、そら恐ろしくなった。なにかざわついた気持ちに突き動かされ、数年ぶりにある連絡先にメールを送ってみた。K美たちがいた小学校のクラスメイトの一人で、卒業の時に連絡先を交換した子だ。中学の1,2年生ごろまでは時折メールのやり取りをしたり、開設してみては3週間ほどで辞めたブログを紹介し合ったりした。
 とりとめもない言葉での連絡に対し、翌日には返信が来た。そこから新しい連絡先を伝え、その日の晩には通話で再開を果たした。A子は自らの身に起こった諸々を話す前に、K美らはどうしているかを尋ねることにした。しかし、その名を聞いたとたん、電話越しに彼女の声は動揺に震えた。
 
 K美は死んでいた。
 
 それもつい最近、例の小学校に忍び込み、裏門近くの焼却炉の中で自ら命を絶っていたそうだ。身を焼いたわけではないが、その姿は凄惨で、新聞の地方面ではそれなりの大きさで取り上げられたらしい。後に計算して分かったが、K美が自分の首を掻っ切った日は、A子が例の奇怪な夢を見た晩であった。
 
 
 それから一度だけ、あの小学校まで行ったことがある。すべてを話したうえで同道してくれた彼氏と、記憶を頼りに祠にまで向かってみてA子は絶句した。誰が何の意思で行ったのか不明だが、その祠はコンクリートで塗り固められ、森の中に突然現れた不自然極まりない塊となっていた。まるで石棺だ。何かが外に出ないように、封じ込めるように、少しの隙間もないように…
 一連のことが何を意味するものなのか、K美の死と関係があるのか。そもそも全くの偶然なのか。全く分からない。分からないが、とにかくもう二度とその学校へは近寄るまいと心に誓った。
 
 
 
 
この話は、怖い話をするツイキャス『禍話』を文章化したものです。文章化するにあたり、一部表現・展開を再編集しています。

脳内TGS2020

皆さんこんにちは、のづです。


今年は今般の事情を鑑み、オンライン配信のみという形になった東京ゲームショウ2020(以下TGS2020)
生のライブ感にこそ欠けるのものの、視聴者側がアクセスしやすい時間帯に配信スケジュールを設定するなど、苦境にありながらも関係者らの工夫が伺えました。
そんな中で私が特に注目したタイトルがこちら!




戦国無双 独眼竜』
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もう今回の記事については分かりましたね。

いくぞ!!!!!!!



伊達政宗 cv,檜山修之/國立幸(幼年期)
幼年期…鶯色の袴姿の少年。愛姫との祝言まではこの姿で描かれる。基本的には青年期の初期スキルを決定するミニゲーム的なミッションのみの操作。
青年期…『戦国無双 真田丸』までの政宗の年齢設定に合わせた姿。デザインも三日月の前立てに黒いタイトめな鎧と今までの無双政宗のポイントを踏襲したものに。一番の特徴は鴨の羽色の外套をマント状にして羽織っていること。左肩の留め具を使用しており、留め具は伊達家の家紋「竪三つ引き」柄。
初陣〜長谷堂の戦い(1600年)までがこの姿で描かれる。
壮年期…大坂の陣以降のデザイン。オールバックになり、兜は無し。青年期のマントと同じ色の布を眼帯代わりにする。青年期の頃と同じ鎧だが、史実でも使っていた山形文様陣羽織(実際のものは赤色だが、本作では無双伊達家シンボルカラーの緑色)を着ている。差し色として随所に青色が使われており、徳川家に与したことが表現されている。



【氷華の才媛】愛姫 cv.伊藤静
幼年期…ムービーのみ。白無垢姿かつ後姿が大半であり、汎用モデリングと思われる。顔を上げるシーンが入るが、すぐに青年期の顔がフェードインして時間が一気に数年進むので、ほとんど見ることができない(設定資料集にラフ画掲載)。
青年期…黒と濃い緑のロングコート、一つ結びとマフラーが特徴(マフラーは政宗のマントとお揃いの留め具を使用)。史実では政宗の一歳年下(作中でも言及するシーンあり)だが、大人びた印象を与える。伊達家お抱え忍び衆「黒脛巾組」を指揮する。輝宗への発砲命令を下したのも彼女であり、政宗を「独眼竜」の名に相応しい真の王にすべく奔走する。
壮年期…容姿に大幅な変更はないが、髪を留める位置が下がり、着物も白地に薄緑の穏やかな印象のものに。政宗同様、各所に青色がアクセントとして入っている。


【不退転の勇将】伊達成実 cv.羽多野渉
毛先が跳ねた総髪の青年期。袈裟がけにムカデの意匠が入った鎧を着る。首周りにはファー。直情的な向きがある伊達家の要の一人。「剛鞭」という金属板を繋いでムチ状に扱える武器を扱い、面で叩き潰すように攻撃する。
政宗のカリスマ性と野心を認めつつ、生き急ぐようにも見える天下への姿勢に一抹の不安を覚える。


伊達輝宗 cv.森岳志
特殊NPC。奥州一統を志す戦国大名。地理的・時勢的理由から天下取りには実力不足であると自覚しており、伊達家の存続を願う。嫡男の政宗が自身を越える大器であることを早くから見抜くが、生前は、過分な志向は伊達家に災いをもたらすとして抑え込んできた。死の間際、天下統一の野心を政宗に託す(本作における政宗の天下への野心は、この輝宗から託されたことに由来することが大きく、「天下取りからの解放」が一つのテーマでもある)


【豪放なる驍将】最上義光cv,小山力也
政宗の叔父にして、宿敵、そして疑似的な父親に当たる出羽の大名。紳士的にして狡猾、豪放にして実直という相反する顔を持つ。時に敵、時に味方として政宗と相対するなかで、彼に大名とは何かを伝承する。壮年期政宗がオールバックであるのは彼の影響である。巨大な棍棒を武器とし、巻き込み性能に優れるため、属性攻撃を載せると非常に優秀な清野を誇る。
















TGS関係ないじゃん




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三國も、8エンパもいいけど、さぁ…ねぇ…?

【〇〇の秋】読書篇『ふわふわのくま ポルトガル』

皆さんこんにちは、のづです。
暑さは続きますが、9月に入りましたね。「〇〇の秋」というのは多数ありますが、今回は読書の秋ということで、本の紹介をしようと思います。以前より当ブログでも紹介してきました「ふわふわのくま」シリーズから、絵本『ふわふわのくま:ポルトガル』のみを紹介する単独記事です。

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表紙絵


1,絵本シリーズ『ふわふわのくま』の魅力
今回は絵本としてのふわふわのくまに特化した記事なので、改めて『ふわふわのくま』絵本シリーズの魅力を紹介しておこうと思います。
セリフや説明書きが一切なく、謂わば言語のバリアフリー化がなされたことが最大の特徴であろう絵本シリーズです。しかし実は言語面以外にも非常にユニバーサルデザインな仕様となっています。それが、この本に登場するのがすべて白熊である点です。

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『ふわふわのくま:ポルトガル』より。

アジア圏の物語でも、欧米圏を舞台にしても登場するのはくま、くま、くま。
人種的な壁がなく、作中のくまたちはひたすらにくまで在れる、我々は容姿によるノイズがかからずに読めるという大変にストレスフリーな、ふわふわな仕上がりです。

上記のような面での特徴とともに、絵本シリーズのもう一つの大きな魅力が緻密かつ暖かなタッチで描かれる見ているだけで嬉しくなる数々の風景でしょう。

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『ふわふわのくま:なつかしいドイツの街・ツェレで遊ぶ』より。


さて、『ふわふわのくま:ポルトガル』では、これらの要素が過去最高に効果的に働き、『1000000ROSES』と並んでシリーズ最高傑作としても差し支えない出来であると考えます。*1

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現在は売り切れのため表紙画像のみの紹介

次項では、この『ふわふわのくま:ポルトガル』がどのような点で素晴らしいのかを考えてみようと思います。




2,『ふわふわのくま:ポルトガル』の魅力

(1)パステルカラーが映えるポルトガル
本作で最も目を引くのは、見開きページで描かれたこのシーンでしょう。

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直撮りなので、色味等に若干齟齬がある。

これはポルトガルのアゲタという街で開かれる「傘祭り」と呼ばれる催しで、歴史は長くないながら、その華やかさで観光スポットとして人気を博しているようです。
www.myushop.net
こうして現実のものと比べてみると、その再現度の高さに驚かされます。ヨーロッパ各地のイベントに参加なさっている作者だからなせるものでしょう。
またこのシーン以外にも本作はカラフルな町並みが描かれています。このあたりは海洋国家らしい開放感*2を感じさせてくれますね。
原田先生の絵のタッチと、パステルカラーがあふれるポルトガルの街並みの相性がとても良くマッチしているんですね。

また、風景というのは何も町並みだけではありません。『ふわふわのくま』シリーズには欠かせない食事シーンは今作も健在。
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海洋国家らしい海の幸をふんだんに使った料理の数々。その中でも異彩を放ち、一際目を引くのが画像下部の卵の乗った料理。「フランセジーニャ」と呼ばれる肉類をこれでもかとパンで挟んだあとにチーズで包み、卵を乗せ、周りにフライドポテトを配する追いカロリーっぷり。このカロリー爆弾、ポルトガルでは人気のB級グルメなのだとか。
ca-voir.com



(2)『ふわふわのくま:ポルトガル』は平成狸合戦ぽんぽこ

一見ふわふわのくまともポルトガルとも何ら関係なさそうな、タイトル自体も何の脈絡もなく言葉を並べたかのようですが、『平成狸合戦ぽんぽこ』は「滅ぶ者たち」の話です。
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『ふわふわのくま:ポルトガル』は表紙をめくるとこのような絵から始まります。
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お気づきの方もいらっしゃることでしょうが、これはポルトガルの首都リスボンにある「発見のモニュメント」と呼ばれる像をふわふわのくま化したもので、大航海時代を切り開いたエンリケ航海王子を先頭に、かつて世界を席巻したポルトガルの隆盛を賛美しています。

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Wikipediaより。

本作で描かれるポルトガルは、至極平和なヨーロッパの田舎町といった様相です。それは上でも述べた通り、穏やかな色味に溢れた素敵な姿です。
しかし本作のラストは、そのようなカラフルな世界ではなく、まだ見ぬ富を求めて夢見て帆を張り、大西洋に旅立った先人たちに思いを馳せる姿で締めくくられます。それは過去の栄光であり、遠い日の黄金時代です。これは過去に縋るという後ろ向きな現実逃避ではなく興隆も衰退も認めた上でポルトガルという国に対する大きな愛情と敬意。『ふわふわのくま:ポルトガル』には、そんな念を感じるのです。




というわけで今回は秋の夜長*3に『ふわふわのくま:ポルトガル』を読んで、遠いようで近いかもしれない異国に思いを馳せてみませんか。








ん……?









んん!?



ち、違うんだ…!!わ、私は、私はただ…!!








真面目に弁明しておくと、過去ツイを見て舞台を選んでくださったようですが、これは本当に癒着とかではない。

*1:『1000000ROSES』はシリーズ内でも異色作であり、良くも悪くも「際立つ」作りとなっている。

*2:そういえば世界史Bで習うクレタ文明の絵とかもタコとかがコミカルに描いてあって面白かったよね。

*3:どうしたわけか関東は9/1になった途端涼しくなった

【ゲームの話】嘘の戦国無双5PV第3弾

3本目まで書くともう何がなんだか。
第1弾、2弾はこちらから。

notturia.hatenablog.com

notturia.hatenablog.com

新しく名前を挙げた武将にはデザインの詳細を書きましたが、それ以前に弊ブログで紹介している無双武将に関しては、過去記事を漁ってください。
notturia.hatenablog.com



第3弾PVは坂本真綾の新曲が使われており、ストーリー構成を音楽に合わせて映像で見せる構成。

真っ暗な画面に右下から火の粉が舞い散る。次第に火勢が強くなり、夜に行軍する明智軍の兵卒が持つ松明になる(明智軍であることは、水色→白のグラデーションに桔梗紋が入った旗が写っていることから分かる)。カメラが移り、軍団の先頭を行く光秀を正面から捉える。光秀は、何かを思案するように目を閉じていたが、「時は今…」と呟いて目を見開く。光秀の鎧の肩部分縁にある金細工がチラリと光り、そちらにカメラがズームイン。そのまま肩に写り込んだ織田信長(顔の造形は4のノブヤボ寄りから初代に寄せた印象)の様子に画面がシームレスに移り変わる。
信長は何かを予知していたように外を眺めて一人で笑う。
「…来る、か」
画面が白い光に包まれてタイトルロゴ。

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シリーズロゴ。

ここから「群雄割拠」「風雲児の時代」「黄金の天下人」「夢のまた夢」「天下一統」の今作を構成する5章のあらすじと関連ムービー。


【群雄割拠】
あらすじ『都での大乱をきっかけに日本全土で引き起こされた戦国乱世。いつ終わるとも知れぬ戦いの日々で、英傑たちが狼煙を上げる。』
場面は武田信玄山県昌景の会話シーン→上杉謙信(モノトーンの甲冑に頭巾。頭巾は背に流すくらいの丈がある布で毘沙門天の前立てが付いた鉢金で留めている)が敵が矢の雨を降らす中、悠々と酒を飲み始めるシーン→北条氏康(金髪のオールバック+鉢金は4までのものをほぼ踏襲)が今川義元と向かい合って座るシーン。



【風雲児の時代】
『騒乱が続く尾張に生を受けた織田信長。彼のもとに集う綺羅星が如き将星たち。彼らが織り成す戦いの先に待つものとは…』
位牌に焼香を投げつける信長(青年期。深めの紫の小袖。髭はなし)舞い散った焼香や灰が横薙ぎに払われると、場面は変わって雨の中、今川軍に逆落しを仕掛ける具足姿の信長(壮年期以降にも引き継がれる黒の当世具足短めな赤いマントを羽織る)に切り替わる。付き従う軍勢には柴田勝家(黒鉄の大鎧に紫の陣羽織)や青年期の秀吉(表示名義は「木下藤吉郎」。黄色の小袖を紫のたすきで留める。粗雑な胴丸とねじりハチマキ)がいる。
場面は変わって浅井長政(水色で統一された鎧姿。陣羽織は家紋の三盛り亀甲を薄っすらと入れており、幾何学模様のようにも見える)が苦悩した表情で机に小刀を突き立てる。机上には地図が描かれており「織田」と書かれた箇所に刃が突き刺さる。信長包囲網を決意するシーン。



【黄金の天下人】
『ただひたすらに乱世を駆け抜けた男、豊臣秀吉。ありとあらゆる人々を巻き込みつつ、日輪が如き輝きを放ちながら天下人へと邁進する』
壮年期となり、いつもの無双秀吉らしい豪奢な姿に。場面は陣幕なので、小田原征伐の豊臣陣営と分かる。秀吉に寄ったカメラが引いていくと秀吉直臣のほかにも徳川家康真田昌幸島津義弘長宗我部元親(素肌に密着した胸部鎧はベルト状のもので留めている。左右非対称の草摺と佩楯。縅はいずれも深い青)などの諸将が並んでいて、秀吉が全国の諸氏を従えたことが視覚的に理解できる。



【夢のまた夢】
『天下人の見果てぬ浪花の夢。その先にあるのは栄華か崩壊か。今再び、天下は揺れ動く』
廊下ですれ違うも会釈すらしない石田三成加藤清正(顎髭が追加された。蛇の目紋が入った胴丸の上に黄色の着物を腰巻きにする。帯の色は青。青の帯{徳川}で、崩れた黄色の着物{豊臣}を支えている。)→本多正信と合議し、何かを決意したように立ち上がる徳川家康→閉じていた目を見開く大谷吉継→馬に乗り、一番槍争いをする福島正則(青色ベースのボンタン風袴、上半身は具足と陣羽織だが、黄色と白のスカジャンのように見せる。背には牛の絵柄入り)と井伊直政(各所が鋭利な赤備えの重装備に、青いマント。印象は4までのものと大きく変わらない)。
一連の映像が短く切り替わる仕様。



元和偃武
『永きに渡った乱世の終結へ。英傑たちは最後の地、大坂に集う。』
それぞれ壮年期の真田幸村(無精髭に鹿角兜。赤備えに白地に縁に金刺繍が入ったの陣羽織)、伊達政宗(髭はなし。オールバックに布の眼帯。山形陣羽織)、立花宗茂(髭はなし。青年期の頭形兜はなくなり、前作までの横分け。ただし髪の長さは肩辺りまであり、白髪も混じる。)がそれぞれの陣営から同じ月を見上げる。*1
徳川秀忠(『真田丸』とほぼ印象変わらず。ヒゲが若干濃くなった)と老年期の徳川家康(総白髪と白い髭に。葵の前立てが入った頭巾形兜と当世具足に青の陣羽織。)が見る先に大阪城天守閣。カメラが猛スピードで引き、今度は天守閣に移る。天守閣からは城下の徳川陣営を見つめる茶々(『真田丸』より大人びて、24,5歳に見える)。

曲がアウトロに入り、すでに紹介された*2いくつかの映像(新武将らを見せる意図でチョイスしたシーンと思われる)がフェードイン・アウトしていく。映像が集束し、タイトルロゴに繋がる。


場面が切り替わり、BGMはなし。かすかに外の光が差し込む静謐な寺の一房で、下座に座る青年期の信長。話し相手の方にカメラが向く。
髭を生やした僧形で、鎧の上に黒い袈裟。縅などの差し色はオレンジの斎藤道三。声は大塚芳忠
「底なしの大うつけめ。よかろう儂が直々に乱世の生き方を教えて進ぜよう。」
道三がニヤリと笑うアップでドンという効果音と共に発売日等のアナウンス画面に入り終了。














気が狂う前に*3早く出てくれ…
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*1:小田原征伐、豊臣政権時など、今作ではこの同い年の3人が邂逅し対比する場面がいくつかのシーンで描かれる

*2:弊ブログの過去記事を読んでくれると助かる。

*3:すでに手遅れという学説もある

【ゲームの話?】嘘インタビュー

存在しないゲーム誌の、存在しないインタビュアーが、存在しない開発者に、存在しないゲームについてインタビューするという設定の、何一つ真実でない話を書きます。


本誌はこの作品について、野津人為(のづきよしげ)さんに独占インタビューをしました。

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「ろくろを回す人」で見つけたフリー素材

―さっそくですが、今作はどのような作品か、コンセプトをお聞かせ願えますか?
今作は発表当時から「コーエーだから作れる戦国大河」を掲げてきました。戦国時代を丸々描こうという意思表示であると同時に、弊社の集大成を感じていただけるようなマスターピースにしようという意気込みです。
―戦国時代を丸々というのはすごいですね!具体的に、今までと決定的に異なる点などはありますか?
シナリオ班には長大になることを恐れず『矛盾』を描いてほしいと伝えました。

―『矛盾』ですか

無双シリーズでは有名な武将を操り、敵軍を文字通り一騎当千の活躍で倒しますよね。

―「無双」の醍醐味ですよね。
しかし同時に作中では戦のない世を目指したりするわけです。プレイヤーが「楽しい」「気持ちいい」と感じて行うことが、同時に操作してる武将達によって否定されている矛盾した状態。
―なるほど確かに。では今作はメタ批判的な視点が入っているわけですか?
もちろん無双シリーズへの、というのありますが、もっと大きな視点も描いています。

―もっと大きなと言うと?
この矛盾は無双シリーズに限らず戦国時代そのものにも言えますよね。たとえば浅井長政お市の方の三姉妹の悲劇的な運命に心を痛めながら、合戦や武将の華々しい活躍に心躍らせますよね。

―あぁ、なるほど!
英雄たちの活躍によって引き起こされる悲劇や、怒涛のような時代に生まれたエネルギッシュな文化…今まで描いてこなかった戦国時代の多様な顔を可能な限り描きたかった。
ただただ重苦しくすればいいわけではなありませんが、爽快感はもちろん残しつつ、現実的な重厚さも描けたと思っていますよ。



―爽快感といえば今作でのアクション面でのこだわりを教えていただけますか?
武将ごとの操作感の差別化を強く意識しました。『4』で導入した神速攻撃は非常に好評だったので残そうと思っていましたが、今作はこれを忍者のみが使えるものにしました。代わって武将や傾奇者などには「一斉攻撃」を導入しました。

―『アルスラーン戦記×無双』で培ったシステムですね。
はい。またこれも単に騎馬隊突撃ができるというのではなく、たとえば真田幸村の騎馬隊突撃は速度重視の少数精鋭ですが、山県昌景だと人数が増えて面で制圧するような使い勝手の違いがあります。この辺りも自分好みの武将を見つける一つの要素にしてくれると嬉しいですね。

―通常アクションでも武将により重量感やアクションの方向性もかなり違った印象でした。
『仁王』シリーズでの武器システムでは上段、中段、下段と一つの武器系統で3つのモーションを用意していました。当たり前の話でもありますが、構え方で同じ武器でも全く違ったアクションに持っていけるというのは、我々にとって良い意味で肩の重荷が下りるような気分でした(笑)

細川忠興などは刀をアクロバティックな使い方をしていて、他の誰とも違う使い心地でした。
その通りです。細川忠興の武器は日本刀ですが、アクションに関してかなり難航した一人なんです。煮詰まっていたところで「思い切って一番オーソドックスな刀にして、使い方を全く違った印象にすれば良いんじゃないか?」となったわけです。

―『アルスラーン戦記×無双』や『仁王』など、本作はコーエー作品の総結集といった感じですね。
そう言っていただけると嬉しいです。ドラマ面だけでなくアクションでも、弊社の総力を挙げた作品と感じていただけるようマスターアップまで徹底的に作り込みます。




細川忠興の名前が出てきましたので、新武将についてお聞きします。今作は全9名の新武将が登場しましたが、選出基準などを教えて下さい。
今回は各地方から満遍なく出そうというイメージが前作を出した直後からありました。それは各地のドラマをより丁寧に描くにすることで、関が原などの全国の武将が関わる戦を今まで以上に重厚なものにできると思っていたからです。

―確かに、今作は終盤になるにつれて本当に「エモい」展開が多かったです!
各地方から最低3人参戦させることで、3人1チームで出陣するシステムも導入できました。3人のプレイアブルキャラクター(以下PC)で分散しながら戦うことが前提なので、各ステージのエリアもかなり拡張できました。このあたりもプレイをしていて触感が違っていると嬉しいですね。

―特に思い入れの強い新武将は誰でしょうか?
愛姫(めごひめ)ですね。

―その理由は?
のづ記だからですね。

―えっ?
これは、インタビューなどではなく、のづ記!!!!!
ヴォオオオおおおおお!!!!!!!!!
戦国無双に愛姫を出してくれぇっ!!!!!

―う、うわぁあああ!!

インタビュアーは思わず手元にあった竹の首飾りを投げつけた。寺生まれの先輩インタビュアーTから受け継いだ魔除けのお守りである。首飾りは吸い寄せられるように野津の喉に突き刺さった。人間のものとは思えぬ叫び声が当たりに響く。
刹那、あたりがまばゆい光に包まれた。インタビュアーは思わず身をすくめる。少しして目を開けると、そこは応接室などではなく、ススキが生える一面の野原であった。
「ぐっ…ぐげっ……」
うめき声の方を見ると、喉が裂かれふいごのような音を漏らした今にも死にそうな一匹の狸がいた。狸のそばには、血に染まった首飾りが落ちている。
インタビュアーは脚の腱が溶けたようにその場に座り込み、しばし目をぱちくりとさせて呆然とするばかりであった……







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ふわふわのくまを生活に取り入れようという提案

 皆さんこんにちは、のづです。 今回は以前も紹介した原田みどりさんの絵本キャラクター「ふわふわのくま」の魅力を改めて紹介する記事です。

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「ふわふわのくま」の基本設定やコンセプトに関しては、昨年の記事ではありますがこちらを見ていただければと思います。 

 

 

notturia.hatenablog.com

 

この記事では、2020年8月現在、LINEで販売されているスタンプや、公式グッズネットショップ「ふわふわショップ」で購入可能な商品の中から、勝手にオススメのものを紹介しようと思います。 なお、ここでの紹介する順は優劣や順位ではなく、単に思いついた順です。

 

【LINEスタンプ編】

1,ふわふわのくま/たたかいなの!

 

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ふわふわしておきながら血の気も多いふわふわのくま。そんなくまの野性味あふれる一面を切り取ったスタンプです。敵対している相手への宣戦布告、和平交渉、降伏宣言や、なんとなく気まずくなっている相手へわざとこのスタンプを使って挑発することで「この喧嘩はそこまで重たいものではない」という印象を与えて和解へ持ち込みたいときなどにお使いください。

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2,ふわふわのくま/ おいしそうなの

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グルメでもあるふわふわのくま。Twitterでも簡単レシピ紹介や、食べ物への強い執着を見せるネタも数多くアップされております。そんなくまの食に対する強い意識が見られるこのスタンプ。友達や気になるあの子を食事に誘うとき、どうしても寿司を奢ってほしいとき、小腹がすいたので二郎系ラーメンでも食べたいな…というときなどに重宝する、使い勝手のいいスタンプです。

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3,ふわふわのくま「ふだんのごあいさつ」

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比較的礼儀正しいくまの姿が見られるスタンプ。とはいえどうしても受け入れ難い事に対して強く拒否をしたり暴れてみせたりする様も収録されています。話に乗っておきながら急にはしごを外したくなった際には「それはどうかな ふわふわ」などを使って会話にツイストをかけましょう。

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他にもスタンプは販売されていますし、それぞれにかわいくてよく使っているスタンプが収録されているのですが、「使い勝手がいい」という点を重視して上の3つを紹介しました。

 

 

 

 

【ふわふわショップ編】

※ふわふわショップは在庫状況により紹介した品が購入できない場合がございます。予め御了承ください。

1,ふわふわのくま ウッドストラップ

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ストラップはボールチェーン。スマホなどに用いるには若干大型ですので、最近使用率が上がったエコバッグなどに使うのも良いですね。

https://fuwafuwa.buyshop.jp/items/22660823

 

 

 

 

2,ふわふわのくま 半袖VネックTシャツ『鮨』

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サイズ選択可能。ポリエステル繊維100%なので、あまり汗をかかないシチュエーションで着たいですね。名前の通り、寿司屋の湯呑が如く魚編の漢字と熊の字を背景にしたくまは、心なしかいつもより楽しそうに見えます。おそらく気のせいです。

https://fuwafuwa.buyshop.jp/items/31253232

 

3, ふわふわのくまカレンダー2021

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毎年販売されているふわふわのくま壁掛けカレンダー。21年版はくまの根城でもあるドイツの町並み。やたらオシャレなフォントも目を引く、例年に比べて少しシックな仕上がりです。

https://fuwafuwa.buyshop.jp/items/23276289

 

4,絵本『ふわふわのくま:ポルトガル

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本編であるところの絵本シリーズ。こちらは2019年に出された2020年8月現在の最新刊。私自身がもともとポルトガルという国に何か惹きつけられているというのもありますが、海洋国家らしい開放的な華やかさと同時に、かつての黄金時代を思い出して湧き出る寂廖感ある余韻に深い息をつきたくなる一冊です。

https://fuwafuwa.buyshop.jp/items/18098515

 

5,オーダー色紙

 

 

リクエストに応じ、原田先生が直筆でイラストを描いてくださるオーダー色紙。ふわふわのくまは勿論、似顔絵、(公式が認めている)版権イラスト、ペットや愛車などの思い入れのある存在、果てはオリジナルキャラクターまで。

 

コロナ禍でなければ目の前でオーダーして描いていただけるライブペインティングも圧巻。いきなりペンから入るというスタンドを使いこなせるようになって以降の岸辺露伴のような技が見られます。

 

原田先生のスケジュール等との関係で注文できるタイミングが限られるため、興味のある人はお早めに。

https://fuwafuwa.buyshop.jp/items/22723764

 

来日した際に開かれる個展などでは、そこではじめて販売されるものもあり、今般の悪疫が終息して開催された際は是非とも足を運んでいただければと思います。

 

いかがでしたでしょうか。皆さんも生活の随所にふわふわのくまを取り入れ、あらゆる困難に対して柳の葉の如き柔らかさで、あるいは綿毛のような軽やかさで乗り越えてみませんか?

 

 

追記!!!!

 記事をアップしたのとほぼ同時刻に最新のLINEスタンプが来たのでリンクとともに紹介します。

「ふわふわのくま/だいすきなの」

身近な人に対しての愛情のみならず、芸能人やキャラクターなどの「推し」にも使えるとにかく熱量のあるスタンプです。推しがいるオタクも、そうでない人も!!

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