のづ記

Twitterは@shin_notturiaです。本とかゲームとか怖い話とか。

2020年2月、3月に触れたもの

皆さんこんにちは、のづです。
さて今回は恒例の手を出した本や映画などの忘備録。タイトルの通り2月と3月に触れたものです。すっかり忘れてましたし、先月あたりからこの想定外すぎる日々のせいかどうにも捗らず、全然本も読めておりません…


【本の話】
小笠原弘幸『オスマン帝国:繁栄と衰亡の600年史』(中公新書)
オスマン帝国を通史的に眺めた一冊。専門性がある時代でも地域でもないので、どの程度画期的な一冊かピンとこなかったが、入り口としてちょうどいい感じ(いや新書ってそういうものだけれども)。



古松崇志『シリーズ中国の歴史/草原の覇者 大モンゴルまで』(岩波新書)
昨年11月から始まった岩波新書の「中国の歴史」シリーズの第3巻。これは今(3/29時点で)読んでいる途中のもの。一冊ごとに時間が空くので、テーマ史的な分け方の都合から毎回時代が前巻のラストよりかなり巻き戻るのも、逆にありがたい。




高橋ヨシキスターウォーズ 禁断の真実』(洋泉社)
日本屈指のスターウォーズオタクの一人である筆者による。スターウォーズがどのような背景や意図をもって生まれてきたのか、それがどのような形で表れているのか、その結果映画界にどのような影響をもたらしたのか、という映画史的な視座から追う。




春日太一『時代劇入門』(角川新書)
時代劇研究家、春日太一による時代劇に「なんとなく」興味を持てる一冊。一つ前の高橋ヨシキと合わせて、TBSラジオ『アフター6ジャンクション』(それの前身である『ウィークエンドシャッフル』の頃から)の恒例ゲストであり、この番組を聞いていたので手を出した。

時代劇入門 (角川新書)

時代劇入門 (角川新書)



原作:仲谷鳰、漫画:柊ゆたか、ほか『やがて君になる 公式アンソロジー②』(電撃コミックスNEXT)
以前も紹介した仲谷鳰の傑作『やがて君になる』の公式アンソロ。全13篇。面々が豪華なのかは分からないけど、主人公二人以外にスポットライトを当てている作品も多いのがいいですね。



【音楽】
竹内アンナ『MATOUSIC』
今後絶対に活躍すると確信している竹内アンナの1stフルアルバム。
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アルバム名は「音楽を身にまとうように」といった意味が込められた造語。販売にあたってラジオ等に多数出演しスタジオライブも行っていてるが、このアレンジも素敵なので、本人のTwitter( @AnnaSingGuitar )で確認して、radikoなどで過去の出演番組を聞いてほしい。

【MV】竹内アンナ / 20 -TWENTY-

【MV】竹内アンナ / Free! Free! Free!

【Official Audio】竹内アンナ / I My Me Myself



MATOUSIC

MATOUSIC


【映画】
『1917 命をかけた伝令』(監督:サム・メンデス)
全編ワンカット風(でも途中2回は確実に“ズル”あったよね)に撮ったということでも話題になった作品。緩急の付け方とか、絵の見せ方とか、宣伝で使われて話題性が大きかった箇所以外も非常に緻密に作られていて素晴らしい作品でした。戦争って怖いね。
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【ゲーム】
『仁王2』(コーエーテクモゲームス)
先日これだけで記事一本書いて紹介した作品。まだ好きなところを紹介し足りないのだか、くどくなるのでリンクだけ貼っておきます。
notturia.hatenablog.com

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何度見てもウチの秀の字は可愛いねぇ…




コロナ禍で映画館とかにも行きづらいですねぇ…

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これは先日我が家でオフ会をしたときに出した角煮。
来月には引っ越しも決まったので、生活サイクルも変わりそうだなぁ…と不安半分、期待半分といった心持ちです。