のづ記

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【ゲームの話】存在しない戦国無双の怪【納涼!怖い話】

皆さんこんにちは、のづです。

夏ですな。私の住むあたりも恐ろしく暑く*1、夏真っ盛りを通り越し、「酷」や「烈」とでも呼びたくなる日々が続いております。

さて、そんな暑さを吹き飛ばすかのような怪奇譚「存在しない戦国無双の怪」をお届けします。

これはもともとTwitter上にて「#存在しない戦国無双の回*2」というハッシュタグのもと、つぶやかれた断片的な戦国無双シリーズに関する記述です。今回はこれを収集*3、整理、再構成した、一人の人間の欲望の粋と呼ぶべき狂気をご覧に入れます。

Twitterという媒体で行われたものであるため、140字で表現できるワンシチュエーション。これまで以上に無責任でまとまりのない妄想に震えてください。

シリーズロゴ。そろそろ本当にこのロゴを掲載して妄想垂れ流す記事ばっかり書いていて怒られるかもしれない。



とくに4まての戦国無双シリーズにて優遇され、好意的解釈ないし配慮がされがちであった豊臣秀吉に対し、強い敵愾心を抱くキャラクターとして最上義光を設定したものてすね。「秀吉が切り捨てる」と「駒」を並べることで、秀吉の秀次切腹命令に際し処刑された最上義光の娘である駒姫を想起させようという狙いがあっての言い回しです。

この他にも、一貫して最上義光には、「ダンディな、政宗の叔父」というキャラ造形を求めています。「まだ出てないんだけど、」で進めるスタイル、今見るとメチャクチャ怖いですね。

もうこの辺とかはひどいことこの上ないけれど、以前書いた記事の原型とも言えます。本当にこの頃はこういった話しかしていない。

 

notturia.hatenablog.com

 

 

さて、最上義光や愛姫、要するに伊達政宗関連以外ではこんなことを言っていたようめす。

 

 

秀吉が晩年に枕元に立つ信長に怯えるという描写はいつ頃から始まったんでしょうね。一般に軽率・短慮・偶然に起こったイベントは、実はそこに至るまでに作中でのロジックがあり、あくまで必然であったという運命論的な解釈がすごく好きなんですよね。2022年の大河ドラマ「鎌倉殿の13人」は、このテイストが全編にわたって続く大傑作でしたね。読み方によっては本能寺の変の黒幕秀吉説と言うこともできるという曖昧さも気に入っています。

 

 

毛利元就には謀将としての側面をもっと強く出して欲しい。しかし好々爺としての今までのキャラクター*4を残したい。その結果、日常会話のテンションで謀略を展開するサイコパス的な人物像に。このくらい言っていいと思うんですよね。言うまでもありませんが、元就のセリフは、山中鹿之介が講談で人気を博すことを予見したものとなっています。

 

 

「信義」をキーワードとした4までの甘すぎるほどの好青年な浅井長政に、厚みを持たせたかったんですね。そもそも義理のみで動くのは、ちょっとばかし現実的でなくて世界観をチープなものにしてしまうと思うんですね。*5

戦国時代に対立して、歴史的事実として和解することもないのならもっと命がけになってほしいんですよね……

 

 

真田幸村後藤又兵衛のコンビに関するもの。ちなみに上のツイートでの「平田又兵衛」とは、平田広明が演じる後藤又兵衛のことです。のちに更に脳内キャスティング会議*6を重ねた結果、三上哲に変更されました。

 

 

 

 

 

いかがだったでしょうか?いかがだったかと言われても困りますね。

しかしこうして見返すと、本当に2016年〜2020年あたりまではこんなことばっかり呟いていたようですね。怖いですね〜

現実には戦国無双5が信長メインの完全?仕切りなおし*7となり、もはや私が望んだ4までの世界を重厚にする路線は希望は潰えたのでした。

長年愛してきたMCUとも決別の時を迎え*8、私が20代まで愛してきたコンテンツはゆっくりと沈んでいくのでした……

*1:この前職場で瞬間的に40度が観測されました

*2:普通「戦国無双の存在しない回」とすべきだが「#存在しない回」という元ネタにあやかりこのような言い回しになった

*3:自分でやってるんだから収集もなにもないが

*4:このツイートの時点ではシリアス100%になった5元就は世に出ていない。

*5:その成れの果てが3で「運動会」と揶揄された小牧長久手の戦いであろう。

*6:要するに妄想のことだよ

*7:そのくせ有り体に言えば女性人気の高いキャスティングは続投という不徹底ぶりがどうにも…

*8:こちらはまた別のタイミングで…記事にするのもちょっと辛い