のづ記

Twitterは@shin_notturiaです。本とかゲームとか怖い話とか。

【ゲームの話】戦国無双5の長谷堂城ってさ…

ナレーション
豊臣秀吉が死んだ後、前田利家が仲介役を務めたことで天下は一応の平和を保った。しかしその利家もこの世を去ると、間を置かずして石田三成徳川家康の対立が表面化する。三成は毛利輝元を総大将に擁して挙兵。これに対して家康は三成に不満を抱く諸将をまとめると、両軍は関ヶ原にて対峙した。
政宗は家康率いる東軍に属し、北進する上杉軍を迎え撃つ。天下に自らの義を示さんとする上杉を、政宗は全力で迎え討たんとしていた…

【ムービー】
愛姫と小十郎の前で報告をした忍びがその場で消える。二人は比較的落ち着いた様子。
愛姫「三成が敗走したとの由。佐和山へ落ち延びようとしているようですが、じきに捕まるでしょう」
小十郎「これで上杉軍も退かざるを得ませぬ」
孫市「で、どうする?今なら最上の救出も楽にできるぜ」
政宗「いや、最上の兵は精強。すぐにでも上杉を追撃するであろう。我らも奴らを追う」
小十郎「既にお味方の勝利は確実であるのにでございますか?」
政宗「無論じゃ。それでも儂らは上杉の義を打ち破らねばならぬ。奴らの義の為に戦も辞さぬという考えはあってはならぬと世に示さねばならぬ」
マントを靡かせる政宗。小十郎は一礼し、メガネを指で直す
政宗「何よりあのうるさい兼続の好きなようにさせたまま帰すのは鼻持ちならぬわ」
小十郎「承知いたしました。全ては政宗様の御心のままに。不肖小十郎、鬼と相成りましょう。」

ステージ概要画面
小十郎「追撃線にございます。撤退しながらも敵方は意気顕揚のご様子。しかしながら、これらを打ち破たねば泰平の世は訪れません。
最上義光様も早速合流してくださいます。上杉との因縁もこれにて決着といたしましょう」

勝利条件:上杉景勝直江兼続の撃破
敗北条件:上杉景勝の脱出地点到達。あるいは最上義光の敗走。


BGMは東北の章第一話「人取橋の戦い」のBGMと同じメロディーライン。
開幕地点からマップで上に向かう形で上杉軍を追撃する構成。
義光「世話をかけたな政宗!さて、上杉殿に虎の尾を踏んだ事を後悔させようではないか!」
政宗「駆けよ!奴らを断じて逃がすな!」
愛姫「土地の者達に足留めを要請しました。なんとしても上杉軍を停めてみせます」
在地勢力が上杉郡進路(マップ中部)に出現。
兼続「この者らは!?民草か!!」
綾御前「この手口…あの小娘のものでしょう」
景勝「ぬぅ……進路を変える…!」
慶次「先に行きな!殿の華はいただくぜ!!」
前田慶次が殿軍で奮起。景勝らが進もうとする湾曲した隘路との分岐点にあたる橋で仁王立ち。
慶次「さぁ伊達最上の者共!前田慶次と一指し戦舞いと洒落込もうか!」
孫市「慶次か。政宗、あいつは俺が止めてやる!とっとと兼続達を追いかけな!」
慶次「孫市が相手かい!お互い面白な御仁を見つけたようだ!」
孫市「まさかお前がよりにもよってあの無口な景勝につくとはな、分からねぇもんだぜ」
慶次「あの殿様は噛めば噛むほど美味くなるスルメみたいお方なのさ!」
孫市を使用していると特別ミッション『まつろわぬ者』が発生。孫市で撃破すると、ステージ後半で復帰した慶次と再度戦う『漂泊の末』が発生。孫市の無双奥義で慶次を撃破するとミッション達成。

上杉軍の進軍を阻む工作は序盤の一揆扇動の他、落石や伏兵が行われる。
綾御前「こうまで執拗に…いいでしょう」
兼続「御前!?」
綾御前「綾は小娘に薫陶を授けてきましょう」
愛姫「乗ったか…政宗様、私は工作の大詰めに。大願を果たしなさいませ」
転身した綾御前が愛姫に向かって進軍。愛姫率いる部隊が戦闘に入ると伏兵らの指揮が途絶え、上杉軍本体は進軍再開。
綾御前「汚名を厭わぬ用兵…小娘に綾の言葉は届いていませんでしたか」
愛姫「義の為にと死ぬよりは幾分良いかと、老婆様」
愛姫を使用していると特別ミッション『誰がために銃を取る』発生。愛姫で綾御前を撃破するとステージ終盤に復帰した綾御前と再度戦う『王の懐刀』が発生。愛姫の無双奥義で綾御前を撃破するとミッション達成(難易度「難しい」以上で愛姫の秘蔵武器『日河比売』がステージ中央部に出現)

上杉軍と伊達・最上軍が接近。
義光「もてなしは最後まで受けるものだぞ上杉殿」
景勝「狐…否、虎か……」
政宗「貴様の義は美しいだろう。だが、美しさだけでは民は生きていけぬぞ」
兼続「承知だ。いずれ私も閻魔に裁かれるだろう。だがそれを理由に私は義なき生き方を選べぬ…!」
前田慶次、綾御前が復帰。
慶次「前田慶次郎利益!正真正銘最後の戦舞いよ!!伊達最上の面々、命をかけて風流せい!」
綾御前「小娘、良い覚悟でした。認めましょう。綾は今、私情にて貴女を潰します」
孫市「はんっ、大仰なんだよ。だが嫌いじゃねぇ!撃ち抜いてやるぜ!」
愛姫「政宗様、今この瞬間だけ愛は自身の為に戦います」



【ムービー】
伊達最上軍と、満身創痍な上杉軍。兼続は景勝らを庇うように前に出て政宗と対峙する。
兼続「私が腹を切ろう。それで収まるとは思わぬが…」
政宗「許さぬ」
兼続の言葉にかぶせるように政宗は提案を一蹴する。
兼続「くっ…」
政宗「貴様らのような豪胆な義士が、かようにつまらぬ死に方をするのは天下の大損じゃ。断じて許さぬ」
兼続「なに!?」
政宗「生きよ。生きて、上杉の義をもって泰平を支える様を天下に示すがよい」
驚いて二、三歩後退りする兼続。横から景勝が出て前に出る。
景勝「感謝する…」
景勝は深く頭を下げると振り返って撤退命令を下す。上杉軍は一糸乱れぬ動きで踵を返して歩き始めた。
政宗「負けてなお堂々と……全くどこまでも憎々しい奴らじゃ!まったく、天晴な戦いぶりよ!!ハハハ!!」
高笑いをする政宗を呆れ半分に笑みを浮かべる愛姫。最上義光は、大局的な視点で敵を受け入れる政宗の後ろ姿を見ながら目を細めた。
義光「あぁ、畜生…甥っ子があと十年早くうまれてりゃあなぁ……」
(ムービー図鑑ではここまでで一区切りにされている)


ナレーション
関ヶ原の戦いの後、上杉家は減封を命じられる。しかし兼続の身を切る財政のもと、一人として捨てることなく立て直していく
居城にて文書の山に囲まれる兼続。民からの貢物(野菜類)を固辞し、頭を下げる民の手を取る景勝。
最上家は長谷堂の戦いの武功を認められ加増。義光は藩を確固たるものにしたのち、戦国最後の大戦の予感が濃くなる中、俗世を笑うように没する
ニヤッと笑った義光が靄がかかった背景で踵を返す。義光の後ろ姿がフェードアウトしていくのに合わせ、似たシルエットの後ろ姿がフェードインする。
そして伊達家は…

字幕【慶長十九年(1614年) 大坂】
髪型は最上義光を彷彿させるオールバック風の長髪。引き締まった横顔で大坂城を見つめている。カメラが回り込むように男の顔を正面から映すと、男は右目に布を巻いている。壮年期政宗である。
愛姫「政宗様」
後ろから声をかけた愛姫に、顔立ち等の年齢は変化ないが、服装が1600年時点での黒基調のコートから淡い緑色のものに変更。髪の結び目も下がり背中で緩くまとめている。全体的に綾御前を思わせるデザインに。二人とも随所に青が入り、徳川に属したことが示される。
愛姫「南方の砦には間者も忍び込めませんでした。敵の忍びはかなりの手練の様子。ただし、旗印は六文銭との報告が…真田、でしょうか」
政宗「幸村が九度山を抜け出したとの話は真であったか」
愛姫「一筋縄ではいきませんね」
政宗「そうじゃな……終わりにいたそうか、愛」
政宗と愛姫が振り返ると後ろには大軍勢の伊達家兵士が並んでいる。



東北の章は1600年の慶長出羽合戦で終わり、大坂夏の陣に繋ぐ形に。九州の章が石垣原の戦いで終わったのと同様の形式。
















みたいな感じだと良くない???????

俺の在宅時間増えた時点で見えてたこと。