さて先日に続き、戦国無双の話をします。アクセス数的に、この話題は周りの人からすると本当に興味がないようですが、自身の忘備録的なものも兼ねて記事にしようと思います。
先日は、愛姫を出すべきという旨でしたが、今回は先月末に呟いたツイート
豊臣秀次(cv.古川慎)
— 真のづ (@shin_notturia) 2019年7月31日
細川忠興(cv.内田雄馬)
後藤又兵衛(cv.平田広明)
佐武義重(cv.土田大)
吉川元春(cv.榎木淳弥)
山県昌景(cv.三上哲)
まつ(cv.原優子)
愛姫(cv.原田彩楓)
コーエー…頼む………
に挙げた八人が参戦した際のメリット・デメリットを列挙していきます。各人の生涯に関しては、あまりに長くなってしまうため、関連図書やWikipedia等を御参照ください。
各画像はコーエーの携帯ゲーム「100万人の戦国無双」より引用しています(豊臣秀次は登場せず)。
2020年3月11日追記
これらの妄想をまとめた記事を書きました。よろしければこちらもご一読ください。
➀豊臣秀次(悲劇的な死を遂げた関白 1568~1595)
メリット
・本来、戦国時代~江戸開府を物語にするうえで絶対に外せない人物。
・秀吉のみならず、多くの人物と絡める。
デメリット
・最期が悲劇的であり、扱いに困りそう
・個人的な武勇や戦働きという点では目立った功績がない。
本来なら2くらいから出ていてもおかしくないのだが、戦国無双の傾向として豊臣政権のマイナス面や失敗(朝鮮出兵や秀次らの処断など)を描こうとしない傾向にあるため、思い切った方向転換がない限り登場は難しいかもしれない。長男の信康に自害を命じた家康との対比になって面白いとは思うんだけどなぁ…
➁細川忠興(ガラシャの良人。名門の出の大大名 1563~1646)
メリット
・活躍期間が長く、多くのステージに登場できる。
デメリット
・主として活躍する地域が近、既にPCが非常に多い近畿である。
・義父にあたる光秀が青年のような容姿であり、年齢設定が予想しづらい。
ほぼ登場は間違いないであろうと思われる細川忠興。お父さんの藤孝も十分出てもおかしくないけれど、おそらく関ヶ原を中心に描く戦国無双としては忠興の方が重宝するはず。 名門の優秀な嫡男、文化人、ヤンデレとキャラ付けが如何様にでもなりそう。
➂後藤又兵衛(黒田家を出奔し、大坂の陣で活躍した勇将 1560~1615)
メリット
・大坂の陣では本シリーズの顔役である真田幸村の相棒キャラとして活躍できる。
・現時点で他の軍師との関係が中心の黒田官兵衛と絡める。
デメリット
・出奔(仕えていた家を離れ牢人になること)しており、その期間の活躍はなし
・大坂の陣以外に既存ステージで目立った活躍が少ない。
2016年の大河ドラマ『真田丸』では哀川翔が演じていたことでも記憶に新しい後藤又兵衛。
武闘派でまだ少ない&ねつ造参戦の多い大坂の陣豊臣方にはありがたいポジション。ただ、『戦国無双 真田丸』で出てこなかったとなると、まだ出す気はないのかも…
➃佐竹義重(関東一の鉄砲隊を組織した常陸の大名 1543~1612)
メリット
・北条との関東を巡る争いだけでなく、伊達政宗との抗争も描ける。
・特徴的な兜で知られ、デザインしやすい。
デメリット
・新規の大名家から登場となると、家臣は全員モブになってしまう。
・大坂の陣では死没しており、参戦できない。
逆に何故15年シリーズが続いても出てこないのかが疑問なくらい。伊達家との対立という点では最上義光と枠争いをしているのかも。いまのところ関東を巡る話や甲相駿三国同盟や上杉家等での争いだけであり、出すとここのシナリオも大きく変わるため、スタッフが面倒臭がっている可能性もある。
➄吉川元春(隆景と合わせ「両川」と称された毛利家の勇将 1530~1586)
メリット
・登場PC数が2名という中国地方の追加要員
・既存PCの小早川隆景の相棒&兄弟という非常にキャラの立つポジション
デメリット
・毛利家の人間であり、4のシナリオから大きく変化が望めない
・隆景同様に早世しており、他家のPCとの共闘が少ない
毛利家の武闘派(とは言え司令官としての有能さなので猪武者とは対極にある)。「毛利両川」と称され、隆景とのペアとしえ描かれそう。仲良し毛利親子がさらに充実する。早世したことがとにかく大きなデメリットで、この一点さえなければとっくに参戦していただろう。
➅山県昌景(武田四天王の一人。赤備えで知られた勇将 1524~1575)
メリット
・武田騎馬軍の顔、赤備えなど、性能含めキャラデザインに困らない。
・武田家に捏造なしで参戦できる。
デメリット
・真田昌幸が登場したため、若干「武田の宿将」として唯一無二感が弱くなった
・そもそも武田家の出る既存ステージが多くない(登場ステージが多くない)
赤備えの源流として、真田・井伊の対比ともできるので、直接でないにしろ影響力は大きい。デメリットで唯一無二感が弱くなったとしたが、真田昌幸の先輩ポジションとして出せそうでもある。ただしナンバリングでは始めから壮年期で登場する可能性もあるので、青年期・壮年期のシステムで登場できるか否かが決まりそう。
メリット
・まだPC化されていない戦国時代の女性では抜群の知名度。
・前田利家だけでなく、ねねも「秀吉の正室」以外の面を濃く描くことができる。
デメリット
・既に人口過密が著しい織田・豊臣の所属。
・出家の時期を考えると、大坂の陣はおろか、関ヶ原にも登場ができない。
作中でしばしば名前が挙がっているのに一向に出ない人。個人的には「ねねの友人」がどんな人物なのか描きづらいせいだと思う。くのいちも完全に復帰したことだし、ねねの忍者設定はそろそろやめていいのでは。
メリット
・登場PCが2名、女性PCが0人の東北地方の増員。
・伊達家は当然のことながら、他勢力の人物とも多く絡ませることができる。
・作中後期の大半のステージに参戦可能。
デメリット
・伊達家所属の人物であるため、東北の章の伊達vsモブの構図を崩せない。
・伊達成実よりも先に出すべきかもしれない。
細かな推す理由は上にリンクを貼った過去記事を読んでほしい。政宗の成長物語としては成実よりもこちらに軍配が挙がるか。画像の通り100万人の戦国無双ではクールな秘書キャラだが、他の同社作品では全く違うキャラ付けで描かれており、コーエーが色々試しているが窺える。
定期的に吐き出さないと、そろそろ待つのも辛くなっているんです…コーエーさん、マジで早く制作発表してください……
全員でなくても当たったら褒めて。